【2025年版】在宅ワークを快適に!おすすめガジェット7選

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2020年のパンデミックをきっかけに、働き方改革の一環として在宅ワークを選択される方も増えたと感じます。でも、在宅ワークを始めたいけど、具体的にどんなガジェットを揃えたら快適に仕事ができるんだろう?、と悩まれる方も。この記事では、在宅ワークを快適におこなうためのおすすめガジェットを紹介します。

仕事のしやすさが変わる!在宅環境を整えるガジェットの考え方

在宅ワーク用ガジェットを選ぶときは、自分の作業環境や仕事の内容に合った“相性”を見極めることが大切です。導入は必要最低限にしながらも、より効果的に快適性や作業性を向上させられるものを選びましょう。

「何を買えばいいか分からない」から調べてみるんだけど…

在宅ワークを始めるにあたって、まずはインターネットでおすすめのガジェットを調べると思います。そうすると、検索上位に「在宅ワークにおすすめのガジェット20選」のような記事が出てきます。

いや、20選って多すぎじゃない?

おすすめって書いてあるから一応記事に目を通してみるんですが、これから始めるのにいきなり20個も揃えられないし、優先順位が知りたいんだけど書いてない、ということも多いんですよね。

確かにどれもデスクワークの快適性や作業性を向上させる効果はあります。ですがこれから在宅ワークを始めるために最低限必要なものかというと、半分くらいはすぐに必要ではないものや、環境によっては必要ないかも、というものがほとんどです。

仕事内容や環境との“相性”を考えると失敗しづらい

在宅ワーク用ガジェットは、高価なものや多くの人がおすすめしてるからよい、というわけではありません。大事なのは、自分の作業内容や環境との“相性”です。
たとえば、モニターアームを使いたいと思っても、机の天板の厚さや形状によっては使用できないこともあります。多機能マウスも、使わないボタンが多すぎるとかえって邪魔になり、作業効率が低下します。

一度に全部を揃える必要はありません。自分の作業内容や環境とよく相談しましょう。

在宅ワークが劇的に変わる!おすすめガジェット・7選

これらのガジェットは、姿勢改善や作業効率アップ、快適なコミュニケーション環境づくりに直結します。選び方や使い方次第で、同じ作業時間でも成果や体の負担は大きく変わります。この章では、それぞれのガジェットの特長と効果的な活用法を解説します。

ノートPCスタンド・デスクサイドスタンド

ノートパソコンスタンドは、画面の高さを目線に合わせることで姿勢を改善し、首や肩の負担を軽減します。特に長時間作業する人は、視線が下がることで猫背になりやすく、慢性的な肩こりや腰痛を引き起こすことがあります。スタンドを導入すれば、自然と正しい姿勢を保てるため、作業効率も向上します。
後述する外部ディスプレイと合わせてデュアルモニターのようにする場合も、ノートPCの画面と外部ディスプレイの高さを合わせることで見やすくなりますし、キーボードを置くスペースも確保できます。

また、仕事内容によっては大きめの外部ディスプレイを2枚並べてデュアルモニターにしたい方もいると思います。その場合、デスク上にノートPCを置くスペースがないんですよね。そのような方は、デスクサイドスタンドを使うとよいでしょう。これを使うとノートPCを閉じた状態でデスク横にかけておけるので、作業スペースが確保できます。

外部ディスプレイ

外部ディスプレイは、作業領域を拡大してマルチタスクを効率化します。ノートPC1台だけでは画面が手狭になり、資料やツールを頻繁に切り替える手間が発生しますが、外部ディスプレイを使えば複数画面を同時に表示でき、作業スピードが向上します。

サイズや解像度は好みや使用用途によって変わるため今回ここでは触れませんが、私が絶対に必要だと感じている機能は、USB Type-AハブUSB Type-C-PDです。
USB Type-Aハブは、PCのUSB Type-Aポートを増やす機能です。対応しているモデルでは大体2~3ポートがついています。ポート数が少ないノートPCにとって非常にありがたい機能です。
USB Type-C-PDポートは、給電と画面出力を同時におこなえるUSB Type-Cポートです。これが本当に便利な機能なんですよ。まず、ディスプレイからPCへ給電してくれるので、ACアダプターが必要なくなります。ACアダプターって大きいから結構邪魔なんですよね。画面出力も普通はHDMIケーブルを使いますが、これも必要なくなります。PCに繋ぐケーブルも減るし、コンセントも1つ空くし、作業スペースも広がるし、いいことだらけです。

注意点としては、USB Type-Cケーブルは画面出力に対応したものを使う必要があることです。実はUSB Type-Cって、充電器用に給電しかできなかったり、データ転送はできるけど画面出力はできなかったりと、規格によって使用用途が違うんですよね。対応しているディスプレイには大体付属していますが、もしない場合は別途購入しましょう。

ワイヤレスキーボード

在宅ワークでPC作業をするなら、外付けキーボードはぜひとも購入しておきましょう。特に外部ディスプレイを使ってデュアルモニターにする方は、ノートPCのキーボードを使うよりも良い姿勢を保ちやすくなり、長時間作業も負担なくおこなえます。ワイヤレスタイプであれば、ケーブルの煩わしさもないため、見た目もすっきりしますし、作業スペースも確保できます。

また、一部のワイヤレスキーボードにはマルチデバイス機能が搭載されています。これは複数のデバイスを登録し、ワンタッチで切り替えられる機能です。一度に複数のデバイスを同時に扱う方や、昼は仕事用のPCを使い、夜は自宅用のPCを使うという方におすすめです。

電源方式にも注目しておきましょう。ワイヤレスキーボードの場合、電池式充電式の2種類があります。一般的に電池式の方が安価ではありますが、電池交換の手間が発生するため、充電式をおすすめします。

ワイヤレスマウス

マウスもキーボードと同様に、ワイヤレス、マルチデバイス対応、充電式をおすすめします。

あとはカスタマイズ可能なボタンを複数搭載している多機能マウスも、作業効率を向上させてくれます。左側面に2ボタン搭載されているモデルが一般的ですが、多くのショートカットキーをマウスで使いたいという方は、さらに多くのボタンが搭載されているモデルを選びましょう。
ただし、不必要にボタンが多いとかえって邪魔になり、作業効率が下がる場合もあります。自分のスタイルに合わせて最適なものを選びましょう。

あとはサイズも非常に重要です。自分の手に合わないサイズのマウスは扱いづらく、作業効率を低下させます。私の感覚としては、大きいサイズのマウスを選んでしまうとその影響が強いです。店舗によってはサンプルを置いてある場合もあるので、実際に触って確認するのがよいでしょう。

ワイヤレスヘッドホン・ヘッドセット

ヘッドホンやヘッドセットは、主にオンライン会議をおこなうときに使用することを想定して選びましょう。ワイヤレスモデルならケーブルの絡まりがなく、会議中のストレスも減らせます。また、最近のワイヤレスヘッドホンのほとんどは通話用のマイクが内蔵されているため、別途マイクを準備する必要はありません。

あとはノイズキャンセリング機能バッテリー持続時間も気にしておきましょう。ノイズキャンセリング機能は周囲の雑音を遮断してくれるので、会議に集中できます。バッテリー持続時間は長ければ長いほど充電の手間が省けますし、会議中に不意のバッテリー切れを起こす心配もなくなります。

価格やモデルについては、オンライン会議をするだけなら高価なものは必要ありません。上記の機能を満たしたうえで、手ごろな価格のもので構いません。
もし作業中に音楽を聴くから音質にもこだわりたいというのであれば、高価格帯のものを選べば良いし、プライベートで通話をしながらオンラインゲームをやるときにも使いたいというのであれば、ゲーミングヘッドセットを選べば良いでしょう。
自分の好みやスタイルに合わせて、最適なものを選んでください。

webカメラ

webカメラもオンライン会議で使用することがあります。ただし、最近のノートPCには大体搭載されているので必須ではありません。搭載されていないモデルを使用されていたり、外部ディスプレイをメインに使用していて、ノートPCのカメラは使用しないという方は準備しておきましょう。
オンライン会議で使用するくらいであれば、高画質で高価格なモデルを選ぶ必要はないので、予算と相談して手ごろなものを選んでください。

モニターアーム

モニターアームを使用すれば、外部ディスプレイを宙に浮かせられるため、ディスプレイ下を有効活用でき、デスクの作業スペースを広げることができます。
また、高さや角度を自由に調整できるため、快適に作業をすることができます。

ただし、多くのモデルは設置方法がクランプ式となっているため、デスクの厚さや形状によっては設置できないことも。また、耐荷重も決まっているため、搭載するディスプレイの重量にも注意が必要です。

在宅ワークの快適性は環境づくりで決まる!

今回は在宅ワークの快適性や作業性を向上させるための、おすすめガジェットを7つ紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
これから在宅ワークを始める方も、すでに始めている方も、まずはこれだけ揃えておけば間違いないので、より良い作業環境づくりに活かしてください!

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